島田療育センターでは一般的な看護知識・技術習得のための研修に加えて、各専門職によるさまざまな専門知識・技術のオリエンテーションがあります。採用後の1年目・2年目・3年目は他職種と一緒に受ける研修があり、看護の専門的研修も別で設けています。各病棟内でも勉強会などを定期的に行い、スキルアップを支援しています。最初の1年目はプリセプターシップと共に「療育部教育支援システム(RESS)」という病棟職員全員が新しい職員の教育を支援していく方法をとっていて、新人の成長を見守ります。
ナイチンゲール看護思想を基盤とし、看護や介護の本質をより明確に提示しようとする実践理論。
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利用者様の立場になって看護師のケアを受ける体験をした研修が印象に残っています。ケアを行う際には声掛けをしながら安全安楽を心がけていたつもりでしたが、実際に体験すると不快だったり不安や心細さを感じることもあり「もう少しこうした方が良かったんだ」「些細なことに思っていたけど苦痛に感じるのだな」と気づくことができました。机上の知識だけに捉われずに、利用者様がより良く快適に過ごせるよう、もっと丁寧に関わろうと、改めて思い直すきっかけになりましたね。
新卒で入職して最初は本当に不安が大きかったですが、1年間プリセプター(島田ではチューターと呼んでいます)や先輩方からサポートしてもらい、2年目に入っても看護師や他職種の先輩方から各方面でのアドバイスを受けて医療面も生活面もしっかりと学べました。さらに楽器の演奏が得意、折り紙や製作が得意といった先輩方の技術を教わり、利用者様と一緒に活動を楽しめるようにもなりました。
3年目を迎えた今、まだまだ未熟なことも多いですが先輩方に見守られている安心感があります。これからも学び続け、利用者様がその方らしく過ごせるようにより良い看護を提供するため、頑張っていきたいです。