利用者様の日常生活を援助し、利用者様が楽しく楽に生活していただけるよう、日々、看護力の向上のため、教育・キャリアアップ支援を行っています。島田療育センターで一緒に重症心身障害看護のプロを目指しませんか?
島田療育センターの看護は『生命をまもり』『気持ちよく生きる』『その人らしく生きる』ことのお手伝いです。重症心身障害児(者)の特殊性を理解し、技術を身につけ、感性を養う教育に重点をおいています。目標管理と以下の教育プログラムによって一人ひとりの重症児看護の専門性をサポートしています。院内研修制度と療育部教育プログラム、さまざまな院外研修と絡み合いながら進んでいけます。
1年目の研修は採用月、2カ月、6カ月、12カ月経過ごとに行っています。療育部教育支援システム(RESS)によって、病棟職員全員が新しい職員の教育を支援していく方法です。
療育チームメンバーとしての役割を理解し実践できるために、講義でナイチンゲール看護論をベースにしたKOMI理論を使い事例をまとめていきます。自己ケア観について考えるための機会にします。
チームリーダーとしての役割を理解し、実践できることを目標において、事例のまとめ、または研究論文を作成し、センター内で発表します。自己のケア観をもつことにつなげます。
職種ごとの役割を理解して、実践につなげていきます。プリセプターとして新人育成にも携わっていきます。
採用2年目から目標管理を通じて重症児のトータルケアの専門性を育成していきます。自己の目標設定および習熟度に応じて受講資格を与えていきます。院内外の研修を積極的に利用していきます。
療育には看護職以外の職種との連携が不可欠です。医師・保育士・介護福祉士・児童指導員・リハビリスタッフなどと協働しています。重症児(者)の情報を共有し、同じ視点で重症児(者)のケアプランを立てることが、統一したケアの展開には必要なことです。
重症心身障害児(者)のもてる力を大切にしています。
創立40周年を記念して2001年より海外研修が始まりました。始めの6年間はオーストラリアのブリスベンの施設に伺い、各自のテーマに沿って日本と海外との考え方やシステムの違いなどを学んできました。その後2008年からはオーストラリアに引き続き韓国へ伺っています。韓国の福祉事情、ボランティアに関する考え等多くを学び日々の療育へ活かしています。
充実した院内研修のほかに外部の研修にも積極的に参加しています。看護協会主催の研修には各テーマに沿ってなるべく多くの職員が参加できるようにスケジュール立てをしています。日本全国の重症心身障害児(者)施設が集まる重症心身障害療育学会へは毎年参加しています。キャリアを積んでからも、より専門性を活かしたい方にも認定看護師や専門看護師の資格を取るための援助を行っています。