ことばの発達のために…
4月も半分が過ぎ、
新生活がスタートしたお子さんたちは
ドキドキ、ワクワクした毎日を送っていますか。
今日は、お子さんの豊かな発達のために、
まず「心と体をしっかり育てよう」というお話をさせてもらいます。
ことばはお子さんの成長の一側面です。
心と体がしっかり育った上で、ことばが育まれていきます。
心と体の成長に不可欠なこと、それは「生活リズムを整える」ということです。
ことばは脳の活動です。ことばを覚えていくためには脳全体の成長が必要です。
お子さんたちは、日中に体を動かしいっぱい遊んでいっぱい感じて、
脳内の神経伝達を活発に行っています。
そんな頑張って働いた脳を夜はゆっくり休ませてあげましょう。
疲れた脳では刺激の受容も情報の伝達もうまくはいきません。
次の日に新しいことを感じて、経験して、覚えていくために、
夜はしっかり脳の休息を。
だから、早寝は大切なんです。
まさに「早寝早起き」「寝る子は育つ」です。
<生活リズムを整えるポイント>
早起きしよう:日光を浴びて脳をすっきり!今日一日、いっぱい経験するぞ!
よく遊ぼう:心も体も元気いっぱい!楽しい、うれしい、面白い!
ゆっくり休もう:脳もお休みが必要。しっかり休息。
そしてまた明日いっぱい遊んで、いっぱい学ぼう!
発達に心配のあるお子さんの中には、
睡眠リズムをうまくコントロールできない子もいます。
日中体を動かす、寝る前は興奮させないなどの配慮をしても難しいときは、
お医者さんに相談してみてください。
お薬などで睡眠リズムを作ってあげることも時には大切です。
睡眠不足は大人でもつらいですね。ご家族も頑張りすぎず、たまにはお子さんと一緒に早寝して、心も体もリフレッシュしましょうね!
参考文献:
「1.2.3歳ことばの遅い子 ことばを育てる暮らしの中のヒント」 中川信子著 ぶどう社
「ことばの遅れのすべてがわかる本」中川信子監修 講談社
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