ことばの音を意識してあそぼう
季節はあっと言う間に秋真っ盛り・・・
STことばのブログ…すっかりご無沙汰になってしまいました
本当に、申し訳ありません。
昨年11月のテーマが…「数えること」についてでした
間がとっても空いてしまいましたが、
今回はそれに続き「音の数を意識した遊び」をご紹介します
音の数とは・・・日本語だと「あ・い・う・え・お」というような音のことです。
これらの音がたくさん集まって、連続することで、単語や文章が作られています。
たとえば、「りんご」という語を聞いて
それが「り」「ん」「ご」という3つの音から構成されていて
最初の音は「り」
真中の音は「ん」
最後の音は「ご」であることが分かるということです
それができるようになると、複数の音の連続の中から
「りんご」というまとまりをスムーズに見つけることができるようになり、
読んだり書いたりする力へつながっていきます。
こういった音への意識が整ってくると、
単語の最後の音を取り出すできるようになり、
「しりとり」も楽しめるようになってきます。
しりとりやじゃんけんをして「ぐ~り~こ!」と言いながら
階段を3つ上がる・・・等の遊びを楽しむようになってきたら、
音の数への意識が高まってきているんだなぁ~と感じてもらえると思います。
そのほか、具体的な遊びをいくつかご紹介します。
今日は、まず1つ目
いつもは数の目のサイコロを使って遊ぶ「すごろく」。
こんなアレンジをしてみました
サイコロの数字の目を絵に変えて、
「出た絵の名前を言いながら進む」というルールです。
さかなの絵が出たら、「さ・か・な」
ひまわりの絵が出たら、「ひ・ま・わ・り」のように
言いながら音の数だけコマを進めます。
サイコロの代わりに、絵カードを引くルールでもできます
カードの後ろに文字が書いてあると、音の数を確認しながらできるので、
お子さんにとっても分かりやすいと思います
このゲームはお子さんのペースに合わせて
レベルアップさせながら楽しめます
最初は「さ・か・な」等の清音(50音表の文字)のみで練習
それができるようになってきたら
「ちょうちょ」では「ちょ・う・ちょ」のように「ちょ」で1マス進む
「とんぼ」では「と・ん・ぼ」のように「ん」も1マス進む
「ばった」では「ば・っ・た」のように「っ」も1マス進む・・・
というようにスモールステップで練習してみましょう
音の数え方の練習を、すごろくを通して
楽しく学んでもらえると嬉しいです
次回に、また他の遊びもご紹介します
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