簡易BDアダプタ
電池で動くおもちゃをスイッチで楽しむための道具として、「BDアダプタ」というものがあるのをご存知でしょうか?
BDアダプタはスイッチと電極の間に挟んでスイッチを押している間だけ電気を流れるようにするもので、昔から広く活用されている道具です。
製品として販売もされていますし、材料とはんだ付けができれば自分で作ることもできます。
このようにとても便利なBDアダプタですが、実は銅板にはんだ付けされている部分がとても壊れやすいのです
BDアダプタを使ったことのある方はおわかりだと思いますが、銅板の端にほんの少しだけはんだ付けをして配線を固定しているので、電池ボックスに出し入れしているとこの部分が切れてしまうのです。
(しかもこの部分にはんだ付けが結構ムズカシイ!)
そこで今回は導電性銅箔テープというモノを使って、BDアダプタの電極部分を作ってしまおうというお話です。
通常の銅箔テープは、表面は銅なので電気が通りますが、裏面(糊の付いている面)までは電気が通りません。
しかし、導電性のものは裏面にも電気が通るのがポイントです
通常は銅板の表面に導線をはんだ付けして、間に絶縁体を挟むのですが…今回は裏にも導電性があるのでテープと導線を一緒にペタッと絶縁体に貼り付ければ完成です
仕上がりも薄くできますし、使っているうちに取れてしまってもまたテープを貼り付けるだけですからハンダ付けよりも楽チンですよね。
(ただし、強く引っ張ると導線が抜けやすいです)
ピコピコルームでは、最近はこの方法でBDアダプタを作っています。
もし銅箔テープを購入して挑戦する際は、必ず「導電性」と書かれているものを選んでくださいね。
(作り方は需要があれば書くかもしれません)
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