ピコピコルームの見学がありました

2016年8月10日島田の日常

先日、目白大学の学生さんが島田療育センターとピコピコルームの見学にいらっしゃいました。

秋に開催される文化祭の中でスイッチやAAC機器の展示を行うそうで、ピコピコルームの所持する様々な機器を紹介させていただきました。

スイッチ、おもちゃ、コミュニケーション機器などをご紹介しましたが、特に関心が高かったのはスイッチで操作する大きなラジコン。ピコピコ活動でも人気のR2-D2でしたひらめき
もともとは前後左右のボタンが付いたリモコンで操作するのですが、スイッチが繋がるように改造してあるので、好きなスイッチで操作することができます。

ピコピコ見学

パソコンやiPadのゲームもいいですが、目の前で大きなおもちゃが動きまわるのはわかりやすいし、盛り上がりますね!
わいわい祭りの時も出動予定ですのでお楽しみに手 (チョキ)

今回見学に来た学生さんから感想を頂いたので、続きで少し紹介します。

ボタン操作1つだけでゲームができる、視線を合わせるだけでゲームができるのは、障害があっても日常生活を楽しめて良いと思った。マウス等をちょっと改造するだけで楽しく使えるものが日常にはきっと、知らないだけで数多くあるのかなと思った。

今話題の視線入力についても少しご紹介したので、そのことにも触れてくれました。最近はスイッチ操作が難しい方でも、視線だけでパソコンを操作したり、ゲームを楽しんだりできるようになってきましたね。

 

スイッチの仕組みは難しい構造となっているのかと思っていたが、簡単な仕組みでできていることに驚いた。自分たちでも簡単に作れるということなので、作ってみたい。

各種スイッチを紹介した後に、自作したスイッチの中がどうなっているかをお見せしました。実はプッシュ型スイッチは入れ物の中に小さなスイッチが一つだけというシンプルな作り。仕組みがわかると、ぐっと敷居が下がりますよね。制作も、中学校で習うハンダ付けがちょっとできれば挑戦できます。

 

自分が見ていたピコピコルームの映像はパソコンで絵を動かす、音を出すだけの映像だけだったが、実際に行ってみたらラジコンやコミュニケーションのツールがあり驚いた。

パソコンの部屋というイメージが強いかもしれませんが、実はシンプルなおもちゃ・ラジコンから、ハイテクなコミュニケーションエイド、タブレットまで色々揃えています。一言では説明の難しい部屋なので、実際に見ていただいてよかったと思います。

執筆者 ピコピコルーム 神田

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