音を意識した遊びの紹介②

2020年6月3日ことば

こんにちは

前回の<音を意識した遊び>の記事、いかがでしたでしょうか?

絵カード、使っていただけていたら嬉しいです

 

今回も、絵カードを使った<音を意識した遊び>をご紹介します

よかったら、引き続き動画も参考にしてみてくださいね

 

①音の数に注目した遊び

「音の数だけ積み木やおはじき等を取る」のように、手や体を動かして取り組むことで、聴覚だけでなく視覚や触覚などいろいろな側面から音の数を感じていけると良いですね

 

②音の数すごろく

音の数すごろくで使えるシートも手作りしたので、良かったらプリントして使ってみてください

すごろく台紙
Size: 63KB

絵のついたサイコロを用意するのが難しい時は、『絵カードをめくって出た絵の音の数進む』といった方法でも同じように取り組むことができます教材の用意は無理のない範囲で。。ご家庭オリジナルの教材やルールがあるのも楽しいですね

 

さて、今回の遊びの中には数と関連させたものもあったと思います。

日本語では、例えば「りす」は「り」、「す」なので2つの音、、といったように音を数えます。これらの音がたくさん集まって、連続することで、単語や文章が作られています。

おうちで取り組むときには、りす→「り・す」、すいか→「す・い・か」のようにシンプルなもので、お子さんと一緒に楽しんでやってみてくださいね

 

2回にわたって音を意識する遊びをご紹介しました

普段何気なく、読んだり、書いたりしている中で、単語に注目することはあっても、その単語をつくる音ひとつひとつに注意を向ける機会はなかなか無いと思います。ひらがなの読み書きの基盤にもなる大切なちからですので、遊びの中で楽しみながら育んでいけると良いなと思います

特に、文字に興味を持ち始めるころのお子さんは、ひらがなの読み書きの準備として、音に意識を向ける経験がたくさん積めるといいですね

今回ご紹介した遊びのやりとりの中では、相手の話を聞く、絵カードの名前を言う等、ことばの発達を促す関わりもたくさんありますので、ぜひお子さんと一緒に楽しみながら取り組んでみてください

 

次回もおうち時間で楽しめる遊びを発信していきたいと思います

 

音を意識した遊びの紹介①はこちら↓

執筆者 ST小野村

ことばことば,発達,