年長児グループ指導 活動の紹介(2023.9.29)
年長児グループ指導とは
集団生活を楽しく過ごすために必要な「着席する」「人のお話を聞く」「ルールを理解して守る」「その場に合った適切な行動をとる」などの大切なことを、小集団の中で練習をする、年長児さんを対象としたグループ指導です。
2023年度は、そらいろグループとみどりグループの2つのグループが活動をしています。
そらいろグループ第8回目
今回も、前回に引き続き5名全員の出席😀
今回の活動は
1.こんにちは(はじまりのかい)
2.しずかにゲーム
3.ふたりでつくろう
きゅうけい
4.ふたりではこぼう
5.しずかにゲーム2
6.さよなら(かえりのかい)
スタッフは5名
公認心理師
言語聴覚士
サポーターさん
学生さん
活動前のミーティングから拝見させて頂きましたが、前回の活動を振り返りながら本日の役割やお子さんの様子に合わせてどのように対応していこうか等、狙いを学生さんやサポーターさんへ伝えつつスタッフ間で共有していました。
今回は「4.ふたりではこぼう」の紹介です✨
やり方
マットで島を2列つくる。(島には1人しか乗れない)今回は3マスずつつくりました。
ふたりで島に立ち、新聞の両端を持つ。その上にブロックを載せる。
「せーの」の声掛けで息を合わせ、隣の島へ移る。3つ目の島へ移動したらブロックを置く。
新聞を持って戻りスタート地点に置く。
今回は私の操作ミスで写真が撮れなかったのですが、伝わりましたでしょうか。
実際に私がやらせてもらった訳ではないですが、お子さんたちには、いや私たち大人がやってもなかなか難しい(かつ楽しい)のではないかなと感じました。
それでも子どもたちは息を合わせてブロックをゴールまで運んでいました。
ねらいや褒めるポイントとして
全体指示への注目👀。
ルールを理解し、かつ守る🙋♂️。
モデルへの注目👀。
課題へ取り組む✍️。
応援する👩👩👧👧。
相手とタイミングや速度を合わせて進む💨。
があったそうです。
1つの活動にこれだけのポイントを作って、かつそれを見過ごさないようにすることはスポーツ指導をする経験がある私でもまず困難な作業だと思いました💦
それを実行するスタッフはさすが専門家だなぁと感心しきってみていました😃
最後に
担当の方に今日の活動の感想を伺ったところ、“せーの”と言って2人で運ぶことに、お子さんはだんだん慣れてきたようだ、とのことでした💡
ただ、秋は幼稚園、保育園、学校関わらず行事の多い時期。またグループ自体は週末に行うこともあり、グループのみならず至るところでお子さんたちの疲労が見られる時期だそうです。
とはいえ、そういった疲れている中でも島田まで来てくれるこどもたちのためにスタッフは全力で向き合っています🍀
これからもそんな素敵な活動を私もできる限りお伝えしていきます✨