G-トレーニング 活動のご紹介(2023.9.15)
運動の苦手さがある小学生を対象とした「G-トレーニング」第8回目の活動がありました✨
「G-トレーニング」とは?
「運動が苦手」「動きがぎこちない」などの困り感のあるお子さん(小1~小3)を対象に、基礎的な運動や体操を指導します。”楽しく体を動かす”ことを目的とした活動です。
第8回目(2023年度前期)の活動内容
- 初めの会 (本日の活動の紹介・今日がんばることの発表)
- 準備体操 (屈伸やアキレス腱伸ばし、ジャンプなどの体操・運動・壁倒立)
- ランニング
- 鉄棒
- 跳び箱
- ビッグドッジ
- 整理体操
- 終わりの会
今回ご紹介する活動「壁倒立」
今回は準備体操で行われる「壁倒立」について、皆さまにご紹介します😍
やり方
- 壁を背にして立ち、両手を床につける。
- 両手を床についたまま、足を壁に這わせて、下半身を持ち上げる。
ポイント
下半身を持ちあげる時には、お腹の筋肉をしっかりと使うことです。
社会福祉士(運動経験ほぼゼロ)がやってみました
床に手をついて、足を壁に這わせ下半身を持ち上げます。(私は写真向かって右、茶色のシャツ)
簡単そうに見えたので余裕の気持ちでやってみましたが、自分の体を持ち上げることができません。
両手で体を支えることもままならず、写真のような悲しい姿になりました。
ふざけているように見えるかもしれませんが、顔を真っ赤にしてがんばりました😥
写真向かって左(白いTシャツ)は、G-トレーニングを指導している作業療法士(OT)のお手本です🎉とてもきれいですね!
「き、き、きつい…」
あまりのきつさに弱音を吐いていると、参加者のお子さんがやって来て、「やってあげるよ!」と私にお手本を見せてくれました😀
軽々と両手を床につき、壁に足を這わせて上手に倒立をしてくれました🤗✨
作業療法士に話を聞きました
壁倒立を活動に取り入れるのはどうしてですか?
お腹の筋肉を使う壁倒立を行うことで、体幹の力を育てることを目的のひとつにして取り入れています。
私はやってみて難しかったのですが、お子さんはできるのでしょうか?
確かに初めは出来ない子さんもいますが、毎回の活動で行うことでだんだんと上達するお子さんが多いです。
また苦手意識が減っていくと、先程のお子さん(見本を見せてくれたお子さん)のように、活動前にやって見せたりしてくれるんですよ。上手に出来ることよりも、「出来るかも」「やってみようかな」「思ったより楽しいぞ」と感じてもらうことを大切にしています。
お子さんは、楽しいことを「遊び」のひとつにします。運動が遊びになれば、日々の生活のなかで自然と体力がつきます。勉強に集中する、授業中に着席を保つ、ということも体力がないとできないことです。
後期の参加者募集中です
G-トレーニングでは、準備体操といった一見すると地味に感じられるような活動にも目的があり、作業療法士がプログラムとして取り入れていることが分かりました。
「壁倒立」以外にも、紹介した活動や作業療法士の話がたくさんありますので、これからもブログで紹介しています😀
G-トレーニングは現在、後期の参加者募集を行っております。締め切りは10/13正午です。活動に興味がある方はHPをご覧ください✨