年長児グループ指導 活動のご紹介(2023.12.1)
こんにちは、支援部セブンクローバー担当です🍀
クリスマスシーズンを迎え、島田療育センターのもみの木がイルミネーションで彩られました🎄✨
澄徹した夜の空気に青白くきらめくクリスマスツリーは、
診察やリハビリテーション終わりの皆さんの心を癒してくれるはず。
ぜひご覧くださいね。
さて、今回は12月1日に行われた、年長児グループ指導の活動の様子をご紹介します🏆
「年長児グループ指導」とは?
集団生活を楽しく過ごすために必要な「着席する」「人のお話を聞く」「ルールを理解して守る」「その場に合った適切な行動をとる」などの大切なことを、小集団の中で練習をする、年長児さんを対象としたグループ指導です。
2023年度は、そらいろグループとみどりグループの2つのグループが活動をしています。
みどりグループ第12回目の活動内容
今回の活動は…
①はじめの会
②発表活動「好きな動物」
③運動活動「ピタゴラスイッチ」
④机上遊び「クリスマスツリーを作ろう!」
⑤おわりの会
活動のご紹介 ~「クリスマスツリーを作ろう」~
2人一組で、ひとつのクリスマスツリーを飾りつけします。
2人でひとつのツリーを飾るので、意見が分かれた時にどう対応するのか?などの経験ができます👍
やりとりの流れ
①各自で好きな飾りを選びます。
②カテゴリーごとに「~さん、△△は何がいい?」と尋ねます。
③相手のお友だちに「わたしは〇〇がいいな」と発言します。
③相手のお友だちも同じ飾りの時は、「きまりだね」。
違う時は、じゃんけんで決めます。
③勝ったお子さんの選んだ飾りを貼ります。
負けてしまったお子さんは「つぎはぼくに選ばせてね」と言う。
こちらは飾りです。
お子さんたちも楽しんで選んでいました😍
スタッフの手作りです⚡
右の写真は、私が飾り付けたツリーです🎄
私は一人で好きなものを選んだので、100%自分の好みですが、
活動では相手のお友だちの選んだものを飾り付けることもあります。
お友だちの意見を受け入れる、ことの経験をしていきます。
~~活動のねらい~~
・相手の名前を呼んで意見を尋ねる
・自分の意見を伝える
・意見が違った時はジャンケンで決める練習をする
・決まったことを受け入れる
・発表の経験をする
適切に自分の意見を相手に伝えること、相手の意見を受け入れることは、大人の世界でも大切なこと😊
年長児さんが頑張っている姿を見て、『自分にはそれができているかな?』と自問自答してしまいました😅
さいごに🍀
活動を見学させていただき、気が付いたことがあります。
お子さんたちがお友だちやスタッフにとっても優しいということです💕
お友だちがお休みと知って、「風邪ひいちゃったのかな?」と気にかける子や、
お友だちやスタッフが発表すると拍手をしてくれる子、
にこにこ言葉を教えてくれる子、
失敗したお友だちに「大丈夫だよ!」とすかさず励ましてくれる子…
お子さんたちのもとから持っている優しい気持ちが、
拍手をしたり、にこにこ言葉を使うことで、周りの人にも伝わって、
こころがほんわかしました🤗
療育は、かたちのやり取りを教えること、覚えることではなく、
お子さんがもともと持っている✨素敵なところ✨をもっとまわりに伝える手段なのだな、と思いました🎁