マジカルトイボックス第51回イベントに出展します
7月22日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される、「第51回マジカルトイボックス」の展示にピコピコルームも参加してきます。
マジカルトイボックスとは?
マジカルトイボックスは、「障がいが重い人でもコミュニケーションをしているはず。なんとかそれを豊かにできないだろうか?」という思いから、AAC(拡大代替コミュニケーション / 補助代替コミュニケーション)を普及するためのイベントを開催している団体です。
毎回異なるテーマの講演会と展示を行っており、島田療育センターのピコピコルームはユーザーの立場として展示に参加させていただいています。新型コロナウイルスの影響でしばらく展示参加もなかったのですが、この度3年ぶりの参加となりました。
今回のテーマは『重度障害者支援アプリ(EyeMoT)の紹介とその広がり 』
今回のテーマは 『重度障害者支援アプリ(EyeMoT)の紹介とその広がり 』。視線入力のソフトウェアで有名なEyeMotシリーズを手掛けた島根大学の伊藤史人氏をはじめとする、「チーム愛もっと」の3名の方の講演が予定されています。
視線入力の導入として、ピコピコルームでもEyeMotシリーズは活用させていただいていますし、とても興味深いテーマです。講演会は事前申込制となっており、定員制限もあるので参加希望の方はお早めにお申し込みください。
ピコピコルームの展示は?
ピコピコルームの展示では、毎回その時人気の機器や活用事例を紹介しています。今回はテーマがEyeMotということもあり、視線入力センサーとEyeMotシリーズは持って行く予定です。
今回参加される方たちは視線入力にも取り組んでいる方が多いかもしれませんが、当センターでは入所・通所・外来問わず活躍しているので、参加者の方とどのような使い方をしているか情報共有できればと思っています。
ちなみにピコピコルームで視線入力を体験するときは、モニタアームに取り付けたモニターとノートパソコンを接続して利用しています。
こうすることで、利用者の姿勢に合わせて画面の位置を調整でき、支援者はノートパソコンの画面の方を見ながら確認ができています。
それから、センター内では「オミヴィスタ」という機器の利用が増えているので、紹介と体験をしていただけるようにしようと考えています。
オミヴィスタは、床やテーブルにに映像を投影して、それに触れることで様々な反応が起こる機器です。
スヌーズレン用品として導入しているものですが、みんなで楽しんだり活動に使えるという意味ではレクリエーション機器とも言えるでしょうか。
映像に触れたり、上を移動したり、あるいはボールなどを転がしてみたり…いろんな方法で楽しめるので、当センターの病棟活動で人気です。
自分たちの展示の紹介はもちろんですが、久しぶりの展示会ということもあり、他のブースの情報も楽しみです。私たちの活動を参加者の皆さんに紹介すると同時に、新しい情報を持ち帰って取り入れることにも力を入れたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。