MEのお仕事

2014年8月4日島田の日常

「はじめまして、MEです🎵」

MEって何?どんなことをしているの?と思われる方がほとんどではないでしょうか。

⏳1988年(昭和63年)⏳に臨床工学技士法により誕生した比較的新しい医療資格で、通称“ME”(Medical Engineer)または“CE”(Clinical Engineer)とよばれています👂。

病院🏥ではご存知のようにたくさんの医療機器が使われています。
以前はそれらの医療機器を医師や看護師さんなどが管理していました。
医療技術の進歩にともない高度化⤴した医療機器が導入され、その操作技術や保守管理も非常に複雑になってきました。

そのため、生命維持管理装置などを専門に操作・管理する職種が必要とされました。

それらの高度医療機器を安全、かつ適正に使用できるように保守管理するのが我々、臨床工学技士の仕事です。

臨床と付くわけですから直接利用者(患者)と関わり、利用者(患者)の立場になってより良い医療を提供する義務があります。

当センターではME専任職として約3年前に
設置されました。

センターにもたくさんの医療機器があります。

ざっと、MEの1日の流れを紹介します。

午前は病棟内のラウンドを行い、人口呼吸器による事故を未然に防ぐためにセンター内すべての人工呼吸器の点検を毎日行なっています👀。
人工呼吸器のチェックから始まり、利用者様の顔色や体調の変化の観察👀、他の機器のトラブルはなかったか(ある場合には早急対応)スタッフからの情報収集👂やその日に使用する機材の調達・準備であっという間に終わってしまいます。

午後は定期点検、故障点検、病棟ラウンド、その他いろいろ・・いろいろが結構あります(笑)

臨床工学技士の業務は多種多様であるため、利用者様、医療従事者、医療機器、医療施設を対象に様々な場所、場面で業務を行なう可能性があります。
そのため、医学、工学の幅広い知識が必要なことはもちろんのこと、他職種との良好な信頼関係を築くことも必要とされます❗

今後も、センターの利用者様が安全で快適に過ごせるよう、日々医療機器の知識および技術の向上に取り組んでいきます❗❗

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執筆者 ME 西本

島田の日常ME,医療機器,看護