ことばを引き出すやりとり遊びの紹介②
こんにちは
梅雨明けが恋しくなるようなお天気が続いてますね
前回に引き続き、「ことばを引き出すやりとり遊び」をご紹介します
今回は、おままごと遊びをベースに、言葉を引き出す声掛け・やりとりのヒントをお伝えしたいと思います
おままごと遊びは、お子さんが好きな遊びのひとつですね
おうちの人と一緒に遊ぶ機会も多い遊びではないでしょうか?
今回は、おうちにあるおもちゃや道具を上手に活用しながら、遊びの中で自然とことばを使ったり、お手伝いに発展できるような遊び方をご紹介します
動画では、一連の流れの中でポイントをお伝えしていますので、良かったらご覧になってみてください
動画の中で使っている食べ物やお皿は、こちらから印刷して使っていただけるのでよかったらどうぞ
①動きのことばを添えてみよう
おままごとの中では、洗う、切る、焼く、(皿に)よそう、食べる、片づける…などなど、本当にたくさんの動きがありますね
お子さんがその動きをしているときに、「お野菜を洗おうね!」、「お肉を焼こうね!」等、動きのことばを積極的に聞かせてあげましょう
まだ言葉があまり出ていないお子さんでも大丈夫
焼く→「じゅーじゅー」、洗う→「じゃーじゃー」、食べる→「もぐもぐ」など、まねっこしやすい言葉で、楽しく遊びながら言葉を添えてあげると良いと思います
②「いっしょに」「はんぶんこ」してみよう
楽しい遊びに夢中になると、お子さんもついつい自分のペースで遊びがちですが、一緒に遊んでいる人と、遊びの楽しさを共有する経験もできるとより良いですね
まずは「いっしょに」や「はんぶんこ」から始めてみましょう
「いっしょに野菜を切ってみよう」、「おにぎりをはんぶんこしよう」のような声掛けであれば、お子さんのペースに寄り添いながら、遊びの自然な流れの中で使えそうですね
③自然な会話を広げてみよう
「どれがおいしい?」、「どんな味がする?」等、お子さんからの応答を引き出す質問を大人がしてあげることで、自然なやりとりの中で会話が広がりますね
④お手伝いにつなげてみよう
小さいお子さんでは、料理のお手伝いはまだ実際にやらせるのが難しいこともありますよね。
そういったときには、「食べる前の配膳」や「食べた後のお片付け」といった、普段の生活の中でお手伝いとして取り入れやすいものを遊びの中から始めてみてもいいと思います
遊びの中で経験し、いっぱいほめてもらうことで、実際の生活の中でのお手伝いにもやる気や興味が出てきてくれるといいですね
今回の言葉を引き出すやりとり遊び、いかがでしたでしょうか
ご紹介させて頂いた中から、おうちで出来そうなものを少しずつ実践してもらえたら嬉しいです