絵本のすすめ

2019年8月30日ことば,島田の日常

ことばの発達がゆっくりなお子さんとの関わりの中でお母様方から絵本についてのお悩みを受けることがあります本

よくある質問の一つに、

「絵本を読んであげているのにすぐにどこかに行ってしまったり、落ち着いて話を聞いてくれません。どうしたらいいですか?」

というのがありますひらめき

絵本を読み聞かせようとすると、いろいろなことばをおぼえてほしいこともあって文章が長くお話になっている絵本を選びがちですがまん顔

お子さんにとって意味の分からないことばが多くなってしまうと興味を持てなくなってしまうかもしれませんね。

お子さんに絵本の楽しさを伝えていくには、毎日の生活の中で経験していること(食事レストラン、入浴いい気分 (温泉)など・・)が題材になっている絵本や、簡単なことばがくりかえされる絵本(どうぶつが次々に出てきてあいさつするなど・・ブタひよこペンギンウマ)などが最初はわかりやすいかもしれません。

また、読み聞かせというとどうしても文章を正確に読んで聞かせようとすると思いますが、文章を読むだけではわかりにくいこともあるので、見てほしい絵を指さしたり、時々身振り(食べるシーンで食べ物をもぐもぐうまい! (顔)と食べるまねをするなど)をしてもいいと思います。絵本の内容を後で遊びの中で再現して見せるのも楽しいでしょうぴかぴか (新しい)

絵本に興味がでてくると「同じ本ばかり読んで欲しがります。他にも読んできかせたい本がたくさんあるのに・・」というお悩みがきかれます。

嘆く前にお子さんが繰り返し読んでもらいたい本に出合えたことを一緒によろこんであげてくださいうれしい顔「絵本ってなんて楽しいんだろう!」と思えたということです。本好きになる第一歩を踏み出したわが子にしばし付き合ってくださいねグッド (上向き矢印)本

執筆者 言語聴覚療法科 岸

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