年長児グループ☆活動紹介

セブンクローバー

こんにちは🌼

今年度、年長児グループを担当している、言語聴覚士の新田です。

今日は、年長児グループの活動紹介をさせていただきます。

🤔そもそも年長児グループとは・・・

集団生活を楽しく過ごすために必要な、”着席をする” ”他の人の話をきく” ”ルールを理解して守る” ”その場に合った適切な行動をとる” ”お友達を意識して動く” ”会話する” といったことを練習する、年長さんを対象にした1年間のグループ指導です。小学校という大きな集団に入る前に、5~6人の小集団で練習します。

スタッフは、公認心理士と言語聴覚士です。

今年度も、例年同様、みどりグループそらいろグループの2つのグループを実施しています。

今回は、そらいろグループ10回目の活動をご紹介します❣️

まず、はじめの会です。

今日の日付やお友達の出欠を確認します。

名前を呼ばれたお友達は、挙手🙋‍♂️をして返事をしてもらいます。

次は、注視傾聴課題です。

この日は、『みるしゅぎょう』という活動を行いました👀

衝立から出てくるアイテムが何かを当てます。

必要な情報に注目したり、注目を維持する練習です。

答えがわかっても、指示があるまで答えを言わないことも、狙いの1つです。

次は、運動活動です。

この日は、『ころがれぴんぽん』を行いました⚾

筒を半分に切ったものを1人1つ持って、筒の上でボールを転がします。数人で並び、リレー形式でボールを運びます。

転がす前に、「いくよ」と声をかけ、「いいよ」の返事があってから転がします。

お友達の動きに注目することや、お友達と動きを合わせること、行動をコントロールしタイミングよく動くことなどを狙いとしています。

休憩時間が終わると、相談活動です。

この日は、『ジェスチャーゲーム』を行いました。

3人1組のチームで座り、大人が行うジェスチャーをみて、何のジェスチャーかを相談します🗣️

答えが決まったら、声をそろえて発表します。

答えは、注目しやすくわかりやすいように、紙で提示しました。

自分の意見を一方的に言うだけでなく、「○〇でいいかな?」「△△くんはどう思う?」などと、お友達に意見を聞くこと、

意見を積極的に言うことが難しいときは、「いいよ」や「僕も(私も)そう思う」などと、返事をすることを目的としています。

お約束やルールは、口頭指示のみで伝えるのではなく、イラストや文字でも伝えることで、理解を促したり、自分で確認できるようにしています。

最後におわりの会です。

今日の活動を振り返り、楽しかった活動を1つ選んでもらったり、次の活動日時を確認して、終わります。


毎回、活動の大きな流れは変わりませんが、活動内容は、お子さん方の様子によって、少しずつ変えたり、違う活動を設定しています。

過去の記事でも、年長児グループの活動を紹介していますので、ご興味ある方は、是非ご覧ください✨


今年度の活動は全16回で、残りの活動もあと5回となりました😢

次回の記事では、お子さん方のグループでの様子も含めて、紹介したいと思います🍀

執筆者 言語聴覚療法科 新田

セブンクローバー