第53回マジカルトイボックスの機器展示に出展します
7月20日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される、「第53回マジカルトイボックス」の展示にピコピコルームも参加してきます。
マジカルトイボックスとは?
マジカルトイボックスは、「障がいが重い人でもコミュニケーションをしているはず。なんとかそれを豊かにできないだろうか?」という思いから、AAC(拡大代替コミュニケーション / 補助代替コミュニケーション)を普及するためのイベントを開催している団体です。
毎回異なるテーマの講演会と展示を行っており、島田療育センターのピコピコルームはユーザーの立場として展示に参加させていただいています。
『家族・大切な人に向けたATモノづくり~「一人のため」から広がる価値~ 』
今回のAACセミナーのテーマは 『家族・大切な人に向けたATモノづくり 』。講師は、障がいとともに生きる息子さんのために個人制作活動「家族のためのモノづくり」に取り組まれてきた廣瀬 元紀(おぎモトキ)さんです。スイッチ操作で楽しめるオリジナルの機器・おもちゃなどに取り組まれており、どれも見たら触りたくなるものばかりです。これらの装置の紹介と活用方法をご紹介いただけるそうです。また、後半の機器展示にも参加されるそうなので、実際の装置をみられるのをとても楽しみにしています。
以下は講師のおぎモトキさんのブログです。
ピコピコルームの機器展示
ピコピコルームの出展する機器展示は、AACセミナーと休憩のあと、15時から17時の2時間です。
ピコピコルームで最近良く利用されている機器や活用例をご紹介する予定です。
具体的には以前から活用している視線入力装置、最近導入して活用が広がっている抱っこスピーカーHugMe、COSMO EXCELなどを持っていこうと考えています。
抱っこスピーカーは単体でもその心地よい音と振動が楽しめていますし、視線入力のEyeMoTシリーズと組み合わせて振動フィードバックとしても活躍しています。
また、COSMO EXCELはiPadと組み合わせて直感的な操作で楽しめるのでこれからますます人気が出そうです。
当センターでは入所・通所・外来問わず活躍しているこれらの機器、参加者の方とどのような使い方をしているか情報共有できればと思います。
自分たちの取り組みを参加者の皆さんに知っていただくのと同時に、私達自身もここで新しい情報を仕入れてきたいと思っています。
どの展示も新しい情報が手に入るので楽しみなのですが、個人的に特に楽しみにしているのが今回のセミナーの講師、廣瀬元紀さんのOGIMOテック開発室の装置たちと、KOSEN-ATさんのキーボードエミュレーターKMEという装置。また、株式会社るーとさんの「電動移動機器BigSmileLoco」や、昨年度セミナーでもお話されていた島根大学の伊藤史人氏の「EyeMoT」コーナーも追加になったそうです!
ぜひこれらの情報はチェックして帰りたいと思います!
皆様のご参加をお待ちしています。