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Q

学校で出た宿題を家でやろうとしません。「宿題をやりなさい。」と伝えると、「後でやるよ。」と言うものの翌日そのまま学校へ行ってしまいます。

遊ぶ子どもにイライラするお母さん

 

A

 宿題を家でやろうとしない背景には、(1)宿題の内容が難しい(2)宿題の量が多い為、どのように進めていいか解らない(3)宿題をする習慣が身についていない(4)宿題に対するモチベーションが低いなどが考えられます。

 

(1)の宿題の内容が難しい場合には、本人の力に見合った質の宿題を用意する必要があります。その為、保護者が学校と相談し、本人が取り組めそうな宿題に調整して貰うと良いといえます。

 

(2)の宿題の量が多い為、どのように進めていいか解らない場合ですが、宿題を解く順番を伝えたり、量を分けたりして少しずつ取り組めるようにスケジュールを立ててあげて、お子さんが見通しを持って宿題に取り組めるようにする事が大切です。

ノートとシャープペンと消しゴム

(3)の宿題をする習慣が身についていない場合は、「家から帰ってきたら、○○してから宿題をしよう。」というように、生活の一連の流れの中に宿題を組み込み、決められた時間の中で宿題が出来るようにスケジュールを伝えると良いといえます。

 

(4)の宿題に対するモチベーションが低い場合は、モチベーションを高める手立てとして、「宿題をしたらおやつを食べようね。」というように、宿題の後にご褒美となるような好きなものや活動を用意することや、「頑張ってるね。○○まで出来たね。えらいね。」というように、宿題に取り組んでいる過程をこまめに褒めていく事も大切です。

 

 はじめは、嫌々やっていて乗り気でない様子もあるかもしれませんが、様々な工夫をする事で、段々と一人で取り組む時間が増えていくと思います。

(心理判定員 三谷 篤司)