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Q

集団活動の場面に入れないお子さんがいます。 どのように対応したら良いでしょうか?

迷っている子ども

 

A

 初めての集団で、部屋に入れずお母様にしがみついているお子さんがよくいます。ここで何をするのか、が全くわからないのですから不安なのは当然のことですね。そんなお子さんには少し離れた所でしばらく活動の様子を見てもらいましょう。流れがわかってくると参加出来ることがあります。また、いつでも入れるよう、集団の中にお子さんの場所(席など)を作っておくことも大切です。活動内容への不安が高い場合は、負担の少ない活動から「貼るだけやってみようか」と部分的な参加を誘ってみましょう。お子さんも参加したい気持ちはあります。参加出来なかったことが自信喪失へと繋がらないよう、何らかの形で「参加」を経験させてあげたいものです。

 

仲良しの子どもたち

  もう一つ、困っていても助けを求められず活動から外れてしまっているお子さんもいます。そんなお子さんに声をかけ、困り事を聞くのはとても大切です。しかし、それだけでは気付く大人がいなければお子さんはずっと困ったままで過ごすことになります。もしリーダーの先生が他にいるのであれば「『○○先生、ボクはどこに行くんですか?』って聞いてみよう」とか、お友だちに「『△△ちゃん、教えて』って言ってみよう」など、質問の仕方・助けの求め方も教え、お子さん自身で聞けるような機会を作ってください。お子さんも自分の言葉で伝えて解決出来た、ということが経験出来れば大きな自信となり、次に繋げていけます。

  お子さんが困っている場面は、困りの原因や対策を考える貴重な機会でもあります。いろいろ試しながらお子さんと一緒に「できた!」の経験を増やしていきましょう。

(心理判定員 若松 育子)